今に生きる菅江真澄こと、秋田のとんじい、よもやま徘徊日記 公園と森の散歩、秋田の祭り、行事、踊り

西音内盆踊り甚句、地口解説2

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  • お寺のおっさん まるめろ畑さ まるめろもぎに行た
      長い竿こで ぽっきりつじだば 同役落じで来た
    • 解説不可能
  • じさまとばさまと 此の世の名残に 一発ぶっぱじめた
      腰はがくがく 息はハアハア あねえ水持て来い
    • 説明不用
  • ぎっちもちぎっちもち 板敷きあ ぎっちもち
      何だと思って あけて見たれば なすづけあ××してだ
    • ××   いわゆるチョメチョメ
  • 女ごというものあ 知らねぇ振りして 鬼よりまだおかねぇ
      生きた××× 生でまぐらて 似たようながきつくる
    • ×××      男のチョメチョメ
    • まぐらて    (がつがつ)食って  
  • あんさんあんさん おどりこ見るたて そんなに立って見るな
      立って良いのは 電信ばしらと あんちやの××ばかり
    • 比喩を楽しんでください
  • おらえのあんこと 隣のあねこと 竹の子取りに行った
      竹の子とらねやで 昼寝こしてたら 何ぇだがおがて来た
    • なにやら生えてきた

一助二ぃ助 隣りの三助 んが又何だけな
  親父の三年 墓所も立てずに 大きな××立て

  • んが   お前
  • お前さんはいったいなんなのだ 親父の三回忌に墓も建てずに××ばかり立てている
  • 地口やぐらで 地口を言うのは おらよな奴ばかり
      気の利いたあんちやは ぐりっと廻って 二三度やった頃だ
    • おらよな    俺のような
  • 文福茶釜を どっさり投げだば ばっさり毛が生えた
      和尚も長老も 閑居も小僧も これ見てたんまげた
    • 文福茶釜をチョメチョメにみたててちゃかしているのでしょうがどうもよくわかりません
  • 今年のさつきは 程良く雨降て 水引きも楽だった
      向こうのあねこも おらえのあねこも お蔭で万作だ
    • さつき  5月
    • 農作業に好都合なてんきだったので、体がラクで子作り盛んだった。
  • おらえのじい様 七十になっで だんだん若くなた
      嫁どさ行くどて 枕さつまじで おがわの小便かぶた
    • つまじて   つまずいて
    • おがわ    携帯便器 (既出) 枕元においたものです
  • 学校の先生 ××××落として 生徒に拾われた
      生徒も生徒 小使も小使 なす入れてかやきした
    • ××××を落とすとは 考えにくいが 言葉遊びですから理解して
    • なす    男のチョメチョメ
    • かやき   秋田風の鍋物
  • 隣の姉っちや 滅多にないこと 縁側さ昼寝した
      風こが吹いたば 腰巻めぐれて 黒ねこ面出した
    • 説明不用 まあいやらしいなど無粋なことをいわないでね
  • 白玉喰いにえご 白玉喰いにえご 白玉喰いにえたば
      上から白玉 下から金玉 はらんなか玉だらけ
    • えご   行こう
    • 上の口から白玉、下の口から・・・・
  • 地口と言う奴あ 口から出まかせ 音頭の無駄を言う
      言われてわりぃ奴あ 後さ廻って 一斗だるぶらさげれ
    • 盆踊りは一年に一度ですから、普段からおかしなやつや、権力者を皮肉って憂さ晴らし(一種の無礼講)するので、言われたくない人は、地口やぐらの後ろに酒樽ぶら下げて、勘弁してもらうのがしきたり。村落共同体を維持するための農民の知恵ですね。
  • よい事わり事 地口やぐらで あんまりしやべてけな
      隣の嫁こぁ 何とか言われて 其の晩ぼだされた
    • しゃべてけな  しゃべってくれるな
    • ぼだされた   おいだされた
  • 彦三頭巾に 振付姿は 誠にあでなもの
      誰や彼やは わからぬながらも おどりこ懐かしい
    • そのとおり 管理人感想
  • 高いやぐらの 絵灯篭が灯って 音頭がわき出れば
      川原田の方から 月が出て来て 雲からのぞいてる
    • 説明不用
  • 何処さ行っても 不景気話は せっぺあに聞きあきた
      三味線太鼓の おどりの拍手で不景気ぼってやれ
    • ぼってやれ    おいだせ
  • 三ケ月かかって おどりこ習たば ようやくものになた
      おどったお蔭で 腰あべぁいいどて 嫁こに貰われた
    • 盆踊りの効用
  • とーに年寄りの おどりこえぇどて みなでおだてたば
      本気になりゃがて 振袖持って来い 編笠早く出せ
    • 説明不用かと
  • 大太鼓小太鼓 笛に三味線 つづみにすりがねこ
      五拍手そろえて 音頭をかけたば 江戸中鳴りひびた
    • いまでは世界中に鳴り響いてます
  • 取って来た 取って来た 一番取って来た           おらほのおどりこぁ 江戸の舞台で 一番取って来た
  • 振袖姿の おどりこ見たれば 不思議に若くなた
      拍手にうかれて 二足三足 知らねでおどていた
    • 気がつかずに踊っていた
  • 信淵先生 生まれた西モ内 名物たんとある
      米こにまゆこ 酒こに糸こ 炭こにはしこです
  • 今年は豊作 田んぼを見渡せば 黄金の稲だらけ
      盆おどりおどって お祭り見てから うんとて稲刈りせぇ
  • あんさんあんさん 嫁ことるなら おれどこもらてけれ
      おどりもおどるし 歌こも唄うし お産も軽いから
    • おれどこ 私を 秋田弁では男女とも一人称(自分のこと)を”おれ”または”おら”といいます。
  • さいそくちだだて 掛取りぁ来ただて 盆おどりぁ止められねゃ
      んだべでぁおめぇ おどりこやめだら 上作とり逃がす
  • いろりの本のひり 一本になったば ひばしを取寄せて
      いぶるのけぶるの 突いたり掘ったり ぶったりたたいたり
    • 今に囲炉裏があって炭火やまきを燃やしていた時代のことですからわかるように説明するのは、大変難しい。
  • いろりの炭の火 どっさり起きたば おらてでぁ喜んだ
      大あぐらぶかいで 腹あぶりしながら どぶろぐまぐらてだ
    • 囲炉裏の炭の火をうんと大きくしたら、おれの親父がよろこんだ
      大あぐらかいて、炭火に腹をあぶりながら、どぶろくをぐいぐい飲んでいた
  • おら家の娘こ 十六になったば 色気こついてきた
      てでなしごなど もつなと言ったば 年子さふた子もた
    • てでなしこ      父親のいない子
    • としごさふたごもた  年子にさらに双子もうんだ
  • あんさんあんさん おどりこ見るなば よだれこふいてけれ
      知らない振りして おどってるあねさん 横目で笑っている
    • いいねえ
  • 鍋この種類は 飯鍋汁鍋あるいは かやき鍋
      世間のロ鍋 おらかが焼き鍋 てでどさむしりつく
    • 親父にむしりつく
  • いろりのふちこは 余念が無いとて おらてでぁだんじやぐだ
      朝から晩まで 向っすねこがして いろりとすね押しだ
  • いろりのふちに座るのは気持ちが良いので、というのは親父は惰弱だ。一日中すねを炭火にあてて、囲炉裏とすねで押しくらまんじゅう
    • 秋田の冬は寒いので、囲炉裏のふちに座って一日中すねをあぶっている親父を皮肉っています。
  • 五徳という奴あ いい気なものだよ いろりの隅に居て
      茶釜こ乗せろか 鍋こ乗せろか ここらは思案どこ
  • なんにも知らない 振りしているのは 大星由良之助
      毎日毎日 島原通いも 心にすきがね
  • 大高源吾は 雪の降るとき しし払竹たぎゃて
      あした待たるる 宝舟とは こりゃまた橋の上
  • 岩永左衛門 阿古屋を責めるにゃ 胡弓に琴三味線
      おらえのばんばあ おれとこ責めるに 火ばしと灰ならし
  • 津軽の果から 長門の浦まで おどりこおどって来た
      花こ貰った 巾着見たりば 一両二分ひゃてだ
  • ハつにやかまし 親父を持たので 仲間さ義理かける
      朝まに起きれ 昼寝はするな 夜遊びするひまねぇ
  • 隣のあんこぁ 四十になるのも 笑顔見たことねぇ
      ぽんぽの額さ 嫁髪結たとき 始めてさと笑った
    • 愛想のない隣の息子を地口でからかったものでしょう
  • なんだで事ねく かがどこはだえだば 寝てから動きあがらねぇ
      今度のことあ 御免してこれがら うんとて動けかが
    • なんだてことなく     特別な理由なく なりゆきで
    • かがどこはだえだば    かかあ(妻)を叩いたら
    • かかあ
    • 成り行きで妻を叩いてしまい後悔しています

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